2006年 07月 19日
パロマ工業の事故
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パロマ工業の一酸化炭素中毒事故で、パロマは当初より死者を5人も増して発表し、初めて社としての責任を認めた。
事故の原因は、安全装置の改造とあるが、果たしてそれだけが問題なのであろうか。人のせいにして自分達に責任は無いとするパロマ社をはじめ、そもそも、お湯が使えなくて困っているお客様に対して”安全装置が過敏に作動しているから”との理由だけに着目し、根本的な改善を怠り、作動しない様に改造すればいいとの、その場しのぎの安易な考え方をしている業者も問題である。安全装置とは、『人の命を守る装置』のはず。その認識の薄さには、あきれてものも言えない。
また、事故が起きてしまった場合の”通報の義務”が何の成果もあがっていないのも問題である。何の為の通報か・・。ただ、情報を受けて事務処理をすればいいという話ではないはずだ。それらの事故の共通性を見抜き、それに対処していかなければ何の意味ももたない。同じ様な事が二度と起きない様にする事が何よりの目的のはず。先日のシンドラー社の事故と同じく、何十年も放置してきた罪を償うのはパロマ工業だけではないのかもしれない。
目先の利益や利便性ではなく、利用者の安全を第一に考えて頂きたい。
事故の原因は、安全装置の改造とあるが、果たしてそれだけが問題なのであろうか。人のせいにして自分達に責任は無いとするパロマ社をはじめ、そもそも、お湯が使えなくて困っているお客様に対して”安全装置が過敏に作動しているから”との理由だけに着目し、根本的な改善を怠り、作動しない様に改造すればいいとの、その場しのぎの安易な考え方をしている業者も問題である。安全装置とは、『人の命を守る装置』のはず。その認識の薄さには、あきれてものも言えない。
また、事故が起きてしまった場合の”通報の義務”が何の成果もあがっていないのも問題である。何の為の通報か・・。ただ、情報を受けて事務処理をすればいいという話ではないはずだ。それらの事故の共通性を見抜き、それに対処していかなければ何の意味ももたない。同じ様な事が二度と起きない様にする事が何よりの目的のはず。先日のシンドラー社の事故と同じく、何十年も放置してきた罪を償うのはパロマ工業だけではないのかもしれない。
目先の利益や利便性ではなく、利用者の安全を第一に考えて頂きたい。
by kumamotosogo
| 2006-07-19 16:05
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